追悼フィル・ケネモア

アメリカ西海岸のロックバンド「Y&T」のベーシスト、フィル・
ケネモア氏の訃報を耳にしました。


Y&T/ライヴ~ワン・ホット・ナイト


肺がんで闘病中だったことは半年くらい前から知っていましたが、
シーンに復帰できないまま亡くなってしまったことが残念で悲し
いです。

Y&Tの音楽はアメリカらしくないどころか、カリフォルニアの
気候とは正反対のようなメロディアスなものでしたが、だからな
のか大ヒットを飛ばすメジャーグループではなくて、ライヴハウ
スでの汗が似合う”良いバンド”です。

フィル・ケネモアは良いバンドの屋台骨を支え続けた大黒柱で、
ホワイトスネイクでいうニール・マーレイのような存在でした。

Y&Tは、ギター&ヴォーカルのデイヴ・メニケッティが顔です
から、デイヴがギターに注力すると、その分だけヴォーカルに注
力されるエネルギーが減ってしまうことと、声域の狭さからくる
抜けきれないヴォーカルがメジャーになりきれない限界でもあり、
かといってデイヴの声でなければY&Tではなくなってしまうも
どかしさがあったように思います。

フィル・ケネモアは、そういうバンドの魂を支える仕事を続けて
バンドがY&Tであり続けることに一番貢献しました。

今はY&TがY&Tであり続けたことに、デイヴ・メニケッティ
氏と共に感謝したいと思います。

R.I.P.



感謝!